音楽が広がり、森が生まれ、森が活かされる

本プロジェクト名にある"THE OAK TREE"とは、アメリカの詩人Johnny Ray Ryder Jr.の詩に由来しています。
一本の木が強い風に吹きさらされ、揺さぶられて、葉が一枚も無くなって丸裸にされても、大地に強く根を張り、生まれたその場所で頑張って生きている、という内容の詩です。
それはあたかも、被災地の方たちの在り様を表現しているかのようでもあります。
その詩にインスパイアされ、アンサーソングとして、 『今ある気持ち』という楽曲が上田正樹と金道郷(キム・ドヒャン)という日韓の偉大なソウルシンガーによって作られました。
そこには、〈皆で痛みを分かち合い、支え合いながらこの時代を生きていこう〉という思いが込められています。

そして、この楽曲が一般ユーザーに支持され購入されることで、その収益はチャリティー基金となり、復興支援( 「緑の募金」東日本大震災復興事業 等)にあてられることになります。
二人の意志により、フォレスト・サポーターズのみなさまには、この楽曲の著作権を無償で開放させて頂いています。
そこには、みなさまにこの楽曲をご活用頂き、広めて頂きたいという意向があります。
また、別途、チャリティーイベントへのご協賛も募っております。
東北地方に再びみどり豊かで、美しい森="ふるさと"を再興していくために、みなさまにお力添え頂けますことを、ここに、宜しくお願い申し上げます。

さて、私たちの祖先は森から多様なことを学び、それを知恵に変え、地域特有の文化を創ってきました。
その段階で培われた知恵は、知識として受け継がれ、さらにそれを技術として発展させてきました。
私たちが掲げている森づくり支援とは、森と共に生きることを育むとともに、森から多様なことを学び、多様な文化を育て、安心な森、安全な森、元気な森を、持続的に創造するということです。

森づくりのポリシーは、つくり手によって異なるものですが、その根底に「経済」があるならば、それは効率性が優先され、多くのケースは単一樹種が用いられます。
ただその場合、結果として生態系や景観といったものへの配慮を欠き、自然環境、ひいては人間の生活環境にも悪影響を及ぼしかねないということは周知の事実です。
森は樹木だけではなく、下草、そして目に見えないバクテリアや菌類をはじめとする微生物も含めた総合力で成り立つものだからです。
また、その土地の気候風土によっても条件は異なり、ただ木を植えればいいというものではありません。
最も重要なことは、その土地に残された自然林に隠されています。
自然林の「自然」は、「自ずと然り」と読むことができます。
自然林とは、その土地で長い年月をかけて「自ずと然るべきところに落ち着いた森」であり、そこから学ぶべきことを学び、森づくりに反映させるということがやはり大切です。
さらに、森の資源を地域産業に繋げることができれば、活動の持続も促されます。

私たちは、チャリティー事業の収益金で森づくりを応援すると同時に、単なる経済的支援にとどまらず、有識者メンバーの叡智を動員して、地域環境に即した質の高い森づくりを提案してまいります。

今ある気持ち - 上田正樹

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